自己破産・自宅の競売開始決定に伴い裁判所から執行官が現況調査に来た

自宅の競売・裁判所の現況調査

地裁の執行官と不動産鑑定士が現況調査に来ました。

競売開始決定の日付から1カ月しないで裁判所の現況調査が行われたことになります。

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競売物件の現況調査は意外に紳士的

予定通りの日時に裁判所の現況調査は行われました。

執行官は気を使ってくれたようで、車は少し離れたところに停めて、服装もスーツではなくジャンバー姿で来られました。ご近所に違和感を与えないような気遣いです。

敷地や立地、自宅の外側はもちろん、家の中も全室確認していきました。

どんな調査をされるのか不安でしたが、競売物件の現況調査は思いのほか紳士的かつすみやかに行われました。

調査が終わったところで、執行官に今後のスケジュールを聞いたところ、今回の調査結果を裁判官に上げて、おそらく2ヵ月後位に入札価格とかが決まるだろうということです。

実際に立ち退きが必要になるのは、状況により異なるようですが、この調査から6ヵ月後くらいになるだろうということです。

正直、これだけ時間が稼げると何かとありがたいのですが、競売が一般公開になって世間に晒されるのはできることなら避けたいところです。

いろんな業者が見に来たり、場合によっては闇金の勧誘とかも来るかもしれません。

任意売却の方が確実に高く売れるようですし、公開される前に売却、引越ししてしまう方が、私自身はもちろん、家族やご近所に対しても良さそうに思います。

任意売却に向けて行動開始

弁護士に紹介してもらった不動産業者には既に任意売却の相談を始めていました。

さらに、実は引越先についても当てがありました。

友人の兄弟が住んでいた一軒家(築30年ほどの)が訳あって空き家になっているんです。

そこを貸してもらえそうなのですが、あまり良くない状態で家財一式が残ったままになっているんです。まるで夜逃げしたような状態になっています。

それでも、こちらの状況を汲んでくれて、安く貸してくれるとのこと。

持つべきものは友ですね。

とはいえ、入札開始になる前に任意売却を終わらせ、売却したお金で抵当権を持っている業者に返済し、競売の取り下げをしてもらわなければなりません。

早めにことを進める必要があり、そのためには1カ月程度で任意売却の契約と物件の明け渡しをしなければなりません。

あと1ヶ月で、ほぼ夜逃げ状態になっている移住先の片付けを済ませ、さらに引越しを終わらせることは、かなり厳しいスケジュールになります。

何から手をつけたらよいのか、思考停止してしまうような状況です。

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